当院の歯周病治療

歯周病はお口の中の病気でありながらも、全身の疾患、特に糖尿病とは密接な関わりを持つ病気です。糖尿病の患者さまの場合、歯周病が悪化しやすいというリスクがあります。そのため糖尿病の治療を受けている方には、お口の中の状況にも、ぜひ意識を向けていただきたいのです。

竹田クリニックは歯科のほか、内科も診療科目として掲げている医院です。お身体に持病をお持ちの患者さまの歯周病治療に際しては、内科医とも連携しながら進めてまいります。

お口の状態を改善することが、お身体全体の状態の改善にもつながることもありますし、その逆もまたしかりです。病院内にある歯科医院だからこそ、連携のメリットを最大限に活かした診療をご提供できるのです。

患者さまの全身の健康を意識した歯科医療を心がけていますので、糖尿病をはじめ全身の疾患をお持ちの患者さまも、ぜひお気軽にご相談ください。

歯周病はお口の中にいる細菌によって引き起こされる、感染症の一種です。初期には自覚症状がないまま進行してしまうため、気がついたときには重症化しているというケースも多いのです。

歯周病を放置していると、最悪の場合には歯を支えているあごの骨が溶けてしまって、歯を抜く必要が出てくる場合も。当院では、進行してしまった歯周病の治療も行っています。

当院の歯科医長は歯科医師となってからも４年間、大学の教授のもとで「歯の保存」についての研究を続けてまいりました。以来、患者さまの生まれ持った歯をできるだけ残す「歯を抜かない歯周病治療」に取り組んできた、豊富な経験を持ちます。

歯周病の原因となる細菌は、歯の表面にこびりついたプラーク（歯垢）や歯石に住みついています。こういった汚れが歯の根っこの先の方にまでこびりついてしまった場合、通常のクリーニングでは除去することができません。その場合、外科的な治療も行い歯周病の改善を目指しています。

そこで当院では、一人の歯科衛生士が同じ患者さまを継続して担当する、「担当歯科衛生士制」を採用。一人ひとりの患者さまに合わせたメインテナンスを行って、歯周病の治療が終わった後のお口を、良好な環境のまま保っていくためのサポートを行っています。

メインテナンスでは、普段の歯磨きでは落としきれないプラーク（歯垢）や歯石といった汚れを、プロのテクニックで徹底的にクリーニングするほか、食生活や歯磨きの方法などについて丁寧にアドバイスをいたします。

同じ歯科衛生士がずっと担当しますので、お口の中の小さな変化にも気づきやすく、万一、歯周病が再発した場合にもすぐに対応することが可能です。

歯周病はきちんと予防をしていれば、かからないで済む病気ですので、ぜひ積極的に定期検診にお越しください。